だらだらゲーム雑記

好きなものについてだらだら書き連ねていくブログ

ドラゴンクエストライバルズというゲーム。

今月の初めにスマートフォン向けにリリースされたゲーム「ドラゴンクエストライバルズ」(以下DQR )。幼少期から現在に至るまでずっとドラゴンクエストシリーズををプレイしていて、かつカードゲームを今でもプレイしている私にとって魅力的なゲームでした。およそ1か月プレイしてみた感想を書いていきたいと思います。

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☆ゲームシステム面

いわゆる「ハースストーン」「シャドウバース」などのような昨今のDTCG とほとんど同じですが、独自要素として「テンション」「列」の概念があります。プレイヤーは各ターンに一度だけMP(コスト。毎ターン上限が1ずつ上昇し、ターンの初めに全回復)1を消費することでテンションを上昇させることができます。このテンションを3つ消費することで各職業固有の能力「テンションスキル」を使用することができます。また、後手番のプレイヤーはテンションが2つ溜まった状態でゲームが開始されるため、1ターン目からテンションスキルを使用することが可能です。

この「テンション」の概念ですが、職業間での格差が激しく、盤面に触りやすい魔法使い・戦士などが優遇されているように感じました。盤面に触れない僧侶・占い師などのテンションスキルでは、後手番でのテンション2つのアドバンテージも生かしにくく後手番での「先行して強力なユニット・特技を使われてしまう」という不利を解消しづらくなっていると思います。

 

次に「列」の概念ですが、以下のようにプレイヤーは横2×縦3のマスにユニットを配置して戦います。ユニットは基本的にいつでもプレイヤーを攻撃することは可能ですが、全後列関係なく縦に3体ユニットが並ぶと「ウォール」状態となり、プレイヤーへの攻撃が不可能になります。

 

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「ウォール」状態

 

 

また、ユニットの前にユニットが置かれている場合「ブロック」状態となり、後ろのユニットは守られ前のユニットがいなくなるまで攻撃されることはありません。

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「ブロック」状態。この場合「わたぼう」は前のユニットが死亡するまで攻撃されない。

「横1列のユニットに4点」「縦1列のユニットに3点」など、配置によって強さが左右されるカードが多く存在するため、対戦する職業によって配置を工夫したり読み合いがあるなど画期的で面白いシステムだと思います。拡張セットなどでカードプールが広まると読み合いの面でより深みが増すと思うので、今後の更新に期待が持てそうです。

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☆演出面

他のDTCGに慣れていると少し攻撃やカードの発動などにもっさり感を感じるかもしれません。また、レジェンド(最高レアリティ)カードを場に出すと召喚演出を挟んでしまうためそれも煩わしいと感じるかもしれません。しかし、それを差し引いてもこのゲームはドラクエファンなら唸ってしまうゲーム再現がなされています。

上述したようにレジェンドユニットを召喚すると演出が挟まるのですが、それに伴いBGMも変化します。冒険者「マリベル」を召喚すればDQ7の通常戦闘曲「血路を開け」になり、魔王である「ゾーマ」を召喚すればラスボス曲「勇者の挑戦」になります。DQ3ゾーマが好きな筆者はこれだけでテンションが爆上がりでした。ドラクエファンであればBGMだけで満足するのではないでしょうか。

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…余談ですが筆者はDQ4の「ジプシーダンス」を聴くためだけにたいして強くない「バルザック」を作成しました。すぐ解体しましたが。

 

また、カードのテキストもゲームを忠実に再現したものとなっています。ゲームではふしぎなおどりを踊っていた「どろにんぎょう」はDQRでも召喚したときMPを1低下させてきますし、「キラーマシン」はもちろん2回行動です。ロールプレイングゲームであるドラクエのの世界観をうまく別ジャンルであるカードゲームに落とし込めていて、ドラクエファンの心をがっちりと掴んでいると思います。

 

☆バランス面

昨今のSNSや情報メディアなどの流行により、DTCGはゲームの環境理解速度がとてつもなく早いです。そのため強力なデッキやカードはいち早く知れ渡ってしまい、現状では魔法使いであるゼシカが最有力ではないかと言われています。テンションスキルが盤面処理にも対プレイヤー火力にも使用でき、固有カードも強力なものが揃っています。あと乳。最強。筆者もランクマッチではよくゼシカを使用しています。

カードでは個人的に「亡者のひとだま」が最も環境を定義しているカードではないかと感じています。

 

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環境のバグ。


特技やテンションスキルによって対処されづらく、攻撃力が5もあるため放っておくとすぐにHPが0になってしまいます。またひとだまは中立カードなのですべての職業がこのカードを投入することができます。現状ひとだまに対してはひとだまを返すゲームになっているようなので、ほぼすべてのデッキがひとだまを2枚投入していると思われます。これだけ暴れてしまうと弱体化は免れないでしょうが、それがいつになるのかはまだ不明なため、しばらくひとだまゲーは続いてしまうのではないでしょうか。個人的にはマイナーモンスターが環境を定義しているのが不満ですね。これが同じテキストを持ったキラーマシン2とかだったらこんなに嫌われてないのではないかと邪推してしまいます。

 

☆総評

ドラクエファン・TCGファンである筆者にとっては素晴らしいゲームでした。今後の拡張によってどのようにゲームが変化していくのかが楽しみです。個人的には3回変身するであろうオルゴ・デミーラの実装を待ち望んでおります。

ドラクエTCGどちらかに少しでも興味があればぜひダウンロードして遊んでみてはいかがでしょうか。.とりわけドラクエシリーズをプレイしたことがある方は演出・カード効果にニヤリとすること間違いなしなので絶対に楽しめると思います!

 

【レビュー】North Crown P-1000 日本語配列版 (メカニカルキーボード)

 

 

ノートパソコンのShift,Ctrlキーが反応しなくなったため、以前から興味のあったメカニカルキーボードの購入を決意。しかし、「キーボードに1万弱払うのはなぁ...」とケチ根性が発症してしまい迷っていたところこのキーボードを発見。価格もAmazonで3999円と、メカニカルキーボードにしては破格の値段だったため、即ポチ。今回は私のデスクの関係上テンキーレスタイプを購入しました。

 

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このキーボードは「青軸」と呼ばれるスイッチが使用されており、キータッチ時にカチカチと音が鳴るのが特徴で、文字を打つのが楽しくなるような打ち心地が印象的でした。今回筆者がブログを始めるきっかけのひとつとなったのが、このキーボードの購入で、それほどまでに青軸メカニカルキーボードの打鍵感は気持ちがいいものでした。

また、ゲーミングデバイス特有のLED機能も勿論あり、色の配置は変更不可ですが光るパターンが複数存在するため飽きにくく、おまけ機能としては十分すぎると思います。

 

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もちろん光るよ!

 

欠点としては、キータッチ時の音が大きいことですかね。家電量販店で少し触った程度ですが、Logicoolなど他の青軸メカニカルキーボードと比較すると少し気になってしましまいます。    

また、この「North Crown 」というメーカー、どうやら中国のメーカーらしく、ちょっぴり日本語フォントに違和感があります、筆者はそこまで気にはなりませんでしたが。

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見慣れない文字...



しかし、3999円という低価格でこれだけ高いパフォーマンスを発揮するとは思っていませんでした。かなりおすすめできる一品ですので、メカニカルキーボード、ないしゲーミングキーボードに興味がある方はぜひ一度使ってみてはいかがでしょうか。世界が変わりますよ。